「各地域の事業状況、及び、ファクタリングとの関わりを」紹介しています。
どの地域においてもいえることですが、資金ショートの問題を抱えている事業者は数多くいます。
そのような時、どのような道を選べばよいのか。何が適切な解決策なのか
たとえば金融機関の融資に頼るのもよいでしょう。ビジネスローンを利用してみるのもよいでしょう。資金調達方法はいろいろです。一概にどれが良いとは言い切れません。なぜなら「事業者の考え方」と「事業の種類や性質」によっても異なってくるためです。
ただ1つ言えることは、どちらも「借金であること」です。継続的に利息を上乗せした返済を続けていかなければなりませんし、担保や保証人が必要となることもあります。
ところがこのサイトで紹介している「ファクタリング」は借金ではありません。担保や保証人も必要ありません。
そんなファクタリングを資金調達方法の選択肢の1つに加えておくだけでも、事業展開の仕方が変わってくるかと思います。
地域別 ファクタリング情報
ファクタリング会社は東京に集中している 距離は関係ない
そもそもなのですが、「ほとんどのファクタリング会社は東京にあります」。地方で探すのは非常に難しいかと思います。当サイトの調査でもなかなか見つけだすことができませんでした。
ただ言えることは地方で探す重要性はそれほど高くはないということです。
電話とインターネットがあればOK
まず現実問題として、ファクタリング会社はどこにあったとしても特に問題になることはありません。なぜなら審査や契約の際に必要な書類は、すべてインターネットを利用して送ることができるためです。そしてお金は口座に振り込まれます。
事業者からしてみると口座にお金が振り込まれた時点で目的は達成します。
たとえば借金であれば返済し続けるため、継続的な関係が続きます。このことから何かトラブルがあったときのためにも、すぐにでも行けるような距離の金融機関を選ぶという選択肢もあるでしょう。
しかし、そもそもの話ですがファクタリングは借金ではありません。そのため返済がないため、継続的な関係も必要ありません。必要になったときに必要な分だけ資金調達する関係でよいのです。
ちなみに基本的にファクタリングは単発の契約です。資金ショートしてしまったとき、手元にある売掛債権をファクタリング会社に売却することで資金調達をします。つまり会社の持ち物を売るわけです。
借金ではないため、返済といった継続的な行為を行なうこともありません。売ったら終わりです。(厳密には売掛先から売掛金が入ってきたらファクタリング会社に送金をして終わりです。)
そのため、継続的に付き合いをするわけではないため、ファクタリング会社がどこにあったとしても問題ないのです。
参照 ファクタリングの仕組み
売り手と買い手が揃ったなら距離は関係ない
考え方を変えてみましょう。何かモノを売りたいと思ったとき。買いたいと手を挙げた人との距離が離れていたとします。お断りしますか?しませんよね?
目的は「売りたいと思ったモノを売ること」ですから、そしてそれに応じた金額が手元に入ってくるのであれば、何も問題はありません。
ファクタリングも同じことです。あなたの持っている売掛債権を買いたいと手を挙げるファクタリング会社が存在するのです。
その際、相手との距離を考えますか?違いますよね。少しでも条件の良いところを選びますよね?
何度でもファクタリングは利用可能
ファクタリングは基本的には単発契約ですが、売掛債権の数だけ利用することができます。もちろん売掛債権がなければ利用することはできません。
借金ではないファクタリングは、売掛債権を持っていなければ利用することができません。逆に持っていさえすれば、購入の交渉に応じるファクタリング会社は見つかるはずです。
そのため何度も利用したいと考えていたとしても、やはり距離は関係ありません。
その際、同じファクタリング会社を利用しても良いですし、違う会社を利用してもよいでしょう。
可能であれば同じファクタリング会社を利用してみるのも1つの方法です。複数回利用することで手数料を低くする交渉をすることができるためです。
ファクタリング会社のスタッフは事業者の人柄を見ます。「この人は信用できる。」と判断すれば、他の同業者に取られたくないため、手数料を低くしてくれる可能性が十分にあるのです。
近場に固執するとリスクあり ファクタリングで重要な3つのポイント
地域でファクタリング会社を探すことに固執しすぎないほうが良いと思います。固執することで大きく損をしてしまう可能性もあります。
ファクタリング会社を選ぶ際にポイントとなるのは3つです。「スピード」「手数料」「信用」です。
スピード 審査・入金実行までのスピード感
ファクタリングを利用する事業者の共通点は「すぐに現金が必要」ということです。時間があるのなら金融系の融資でよいわけですが、その場合1か月前後必要となってきます。
だからこそ、即日で資金調達可能なファクタリングが人気となるわけです。
ファクタリング会社によって、審査や入金までのスピードが異なります。早ければ即日。遅いと1週間前後必要となります。
手数料 5%~25%前後が業界水準
ファクタリングには「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」がメインとしてあります。
どちらを選ぶかによって手数料は大きく異なってきます。2社間ファクタリングの方が手数料が高く設定されています。しかし約90%以上の事業者は、手数料の高い2社間ファクタリングでの契約を希望します。それは売掛先にファクタリングを利用したことを知られないためです。3社間ファクタリングは手数料こそ低いのですが、売掛先に通知されてしまうのが大きなネックとなります。今まで通りの取引を売掛先と続けたいと思う事業者の多いため、結果的に2社間ファクタリングでの契約が選ばれるのです。
参照 2社間ファクタリング
参照 3社間ファクタリング
また売掛債権の金額によっても手数料は異なります。金額が高ければ高くなるほど手数料は低くなる傾向にあります。
信用 何をするにしても一番重要
何をするにしても一番重要なのは「信用」でしょう。
話がコロコロ変更、とくに突然手数料の数字を変更してきたり、強引に契約に結びつけようとしたりと、悪質業者も中にはいるとされています。
話をしている中で違和感を感じたら、他の業者と相見積もりをしてみるのもよいでしょう。
直接顔を合わせて話をしたい もちろん可能です 逆に断ってきたら要注意!
一般的なファクタリング会社であれば、直接顔を合わせることを断りません。出張をしてくれるところもあります。それも日本全国どこでもです。
逆に直接顔を合わせることを断ってくるようであれば、そのファクタリング会社は避けた方がよいでしょう。
たとえばその気がなかったとしても「一度直接会ってお話しすることができますか?」とか「そちらの本社に伺ってよろしいですか?」とか、何か後ろめたいことがある場合、大抵はぐらかしてきます。
「直接顔を合わせたいというニオイを出すのは大事」なんです。
自分に合ったファクタリング会社を日本全国で探すことが大事!
ここまでお話しした通り、ファクタリング会社を選ぶ際には「相手との地理的距離」よりも重要なことがたくさんあります。むしろ「距離」は関係ありません。
必要書類は全てインターネットでやり取りをすることができます。
「価値のある売掛債権さえ持っていれば、多くのファクタリング会社が手を挙げてくれるため」です。
ちなみに必要となる書類は以下のものです。
- 商業登記簿謄本
- 印鑑証明書
- 会社の業績を確認できる書類(決算書・確定申告書)
- 売掛先との基本契約書
- 売掛先との取引内容が記載されている書類(発注書、納品書、請求書)
- 入金履歴のある通帳
これらを用意しておけば大抵のファクタリング会社は審査してくれます。審査方法はファクタリング会社によって異なるため、場合によってはここまでの書類は必要ないと言ってくるかもしれません。
ファクタリング会社にとって重要な「価値のある売掛債権であるのか否か」を判断できればよいわけです。
結論!ファクタリングに距離は関係ない!
以上のように、ファクタリング契約をする際に重要なのはファクタリング会社が近くにあるかどうかではありません。今の時代は電話とインターネットさえあればファクタリング契約をすることができます。
そのため重要視するべきポイントは、資金調達までのスピードであったり、手数料であったり、信用なのです。