ファクタリングで他社に断られたことは、基本的にアピールにはなりません。
ただしファクタリングを利用とするときに、業者からこれまでのファクタリングを利用したことがあるのかを聞かれることがあります。
その返答次第では、ファクタリングの利用を断られてしまうことがあります。
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ファクタリングの審査基準は業者によって異なる
ファクタリング業者の審査基準はそれぞれです。
ある業者で利用を断られたとしても、他の業者に問い合わせたら審査が通るケースもあります。
ここで一点気を付けてもらいことは、「他の業者に断られたことを自ら進んで申告すること」です。
業者にもよるのですが、少なくてもプラスポイントにはなりません。
聞かれる可能性はある
他のファクタリング業者から断られたことは決してプラスには働きません。
しかしマイナスに働くのかというと、これが業者次第です。
そのため、もし過去の利用を聞かれた場合には、正直に話した方がよいかと思います。
過去に利用をしていた、そして過去にファクタリング会社に断られていたのにもかかわらず、それを偽った場合の方が契約ができなくなる可能性があるのです。
それはファクタリング業者が重要視するポイントの1つが「信頼できるかどうか」という点だからです。
ファクタリング会社に審査基準は似ている
ファクタリング会社に審査基準は似ています。
結論として「事業者から債権を買い取った後に、お金がしっかりと返ってくるのか？」という点が一番重要なポイントとなります。
しっかりと返ってくると判断するために、
- 売掛先との取引履歴
- 事業者の状況
- 売掛先と事業者の事業場の関係
などをチェックします。
これはどこの業者も基本的には同じです。
しかし判断基準が若干異なるため、向こうの業者はだめだったけど、こっちの業者の審査は通ったということはあります。
この点は他の資金調達方法でもいえることでしょう。
他の業者で審査に通らなかったのはアピールになりようがない
「他の業者の審査に通らなかった。だからこちらに来た。」
もしあなたがファクタリング会社だとして、このようなことを言われたとしてプラスに感じるでしょうか？
少なくてもプラスには感じませんよね。身構えるはずです。
世の中にあるファクタリング会社はプロです。そのプロが判断した結果、債権は購入できないとなっているわけです。
それはつまり、何かしら問題がある、リスクがあると判断されたからです。
そうではない限り、基本的に業者は債権を購入したいと考えるものです。それが利益の種であるためです。
ファクタリング会社は債権を買いたいと思っている
ファクタリング会社は、事業者の債権を買うことで商売が成り立っています。
債権を買わない限りは手数料を得られません。会社として成り立たないのです。
ですから、なるべく買いたいと考えるものです。
そのような思いがありながらも、審査ではじくということは、買いたいという思いよりも出したお金が戻ってこないリスクの方が大きいということなのです。
聞かれるまでいう必要はないが基本聞かれる
どこかのファクタリング業者に断られた後に、他の業者に審査依頼をする際ですが、他社で断られたことは進んで話す必要はありません。
ただし実際はファクタリング会社側から質問されると思いますし、基本聞かれると思った方がよいでしょう。
「どこかの業者を利用していたことはありますか？」や「断られたことはありますか？」といった内容です。
そういった場合には、正直に話した方がよいと思います。理由はファクタリング会社もプロであり、結局わかってしまうためです。
もしその際ウソをついたとして、それがばれてしまった場合、ファクタリング業者からしてみると「この事業者のいっていることは怪しい」となってしまいかねません。
いうことすべてが「偽りなのでは？」と判断されてしまうのです。
それこそ審査に不利となってしまいます。
ファクタリングの審査は数字だけではない
ファクタリングの審査は、数字だけを見るわけではありません。
事業者との信頼関係から成り立つ面もあります。
そのため、「偽ること」はマイナスに働く可能性があるのです。
実際はあまり関係ないとも
他のファクタリング会社の審査に通らなかったということは、あまり関係ないという話もあります。
前述している通り、審査基準が業者によって異なるためです。
進んで言う必要はありませんが、聞かれたら答えたほうがよいです。
極論ですが、10社に断られたとしても、それは正直に言ってしまってもよいかと思いいます。
なぜなら、他社に断られたということをあまり気にしない業者もあるためです。
他社を使っていると考えているのが前提
ファクタリング業者も規模はさまざまです。
基本的には、広告費を多く使っている、知名度の高い大手に問い合わせが集中するといわれています。
そのため、中規模、小規模のファクタリング業者からすると、「この事業者は、弊社よりも前に大手に問い合わせているはず」という考えが前提としてあります。
だからこそ「どこかのファクタリング業者に問い合わせましたか？断られましたか？」という質問がされることがあります。
冒頭でもお話しした通り、ファクタリングで重要なポイントは「信頼関係」です。
どの質問でもいえることですが、偽ったとしても基本バレてしまいます。
逆の考え方をすると、少し調べて分かるようなことを業者側も質問します。
そのため業者からの質問に対し、偽りの答えを言うのは得策とは言えません。
よく見せようとする事業者がいる
なぜこのような話をしているのかというと、自分を良く見せようとする事業者がいるのです。
- 他のファクタリング業者に利用を断られたことが格好悪い、だから言いたくない。
- 他の資金調達を利用しようとしたけど断られた。格好悪いから言いたくない。
というプライドでしょうか。
どんなに格好つけたとしても、ファクタリング業者が一番興味のあることは「利益が出るかどうか」です。それはつまり「信頼できる取引ができるかどうか」です。
なので偽る人とはあまり付き合いたくないと考えるものです。
そのため変に良く見せようと考える必要はないと思います。
