図解で分かるファクタリングの仕組み 仕組みは単純だが効果は絶大!


図解で分かるファクタリングの仕組み 思っているほど仕組みは難しくはない

さまざまなサイトでファクタリングの仕組みを解説しています。そして多くの場合、わかりやすいようにと「図解」で説明してくれています。

しかしその図解がどれも分かりにくく、ピンとこない人もいるのではないでしょうか?

ここではファクタリングの仕組みを「対話文形式」で紹介していきます。

対話文の方が自分に置き換えて考えやすく、ファクタリングの全体像や仕組みが分かりやすいかと思います。

ファクタリングは売掛債権を売って資金調達すること

図解で分かるファクタリングの仕組み 仕組みは単純だが効果は絶大!

「あなた(事業者)の持っている売掛債権をファクタリング業者に売ること」をファクタリングといいます。

売掛債権とは将来的に入ってくる売り上げをもらう権利のことです。つまり売掛金のことです。取引先に商品やサービスを提供すればお金をもらえますよね?だから経営が成り立っていると思います。

つまり取引先に商品やサービスを提供した段階で、お金(売り上げ)をもらう権利を持っているわけです。それを「売掛債権」と言います。

その売掛債権を売る(譲渡する)ことを「ファクタリング」と言います。売るわけですから売った分の代金をもらうことができます。

多くのサイトでファクタリングの仕組みを「図解」で説明していますが、いまいち分かり辛いと思った人もいることでしょう。

ここでは「対話文形式」で説明してみました。自分を「事業者」の立場に置き換えて読み進めてみると分かりやすいかと思います。

 

事業者事業者

取引先へ商品を提供した。再来月には100万円が入金される予定なんだ。しかし今月資金が足らない。このままでは今月資金ショートしてしまう・・・。銀行から融資を受けたいが時間がかかってしまう・・・。困った・・・。

ファクタリング会社ファクタリング会社

ではファクタリングを利用してみてはいかがですか?

事業者事業者

ファクタリング?

ファクタリング会社ファクタリング会社

はい。取引先へ商品を提供し、入金待ちとのこと。取引先への売掛債権、つまり提供した商品代金を受け取る権利はあるわけですよね。問題点として、商品代金が今すぐに入金されなければ事業資金がショートしてしまう可能性があると。

事業者事業者

その通りなんだ・・・。

ファクタリング会社ファクタリング会社

ではその売掛債権を弊社で買い取らせていただきます。
売掛債権は100万円ということですので、手数料を差し引いた90万円で弊社が購入させてもらうことができます。

事業者事業者

そんな方法があるとは!
しかし取引先にファクタリングを利用したことが分かってしまうのではないか?それでは今後の取引に大きく影響してしまうのだが・・・。

ファクタリング会社ファクタリング会社

ご安心ください。売掛先、つまり取引先様へこちらから通知をすることはありません。

事業者事業者

ありがとう。これで資金ショートを防ぐことができる!

 

再来月まで待つことができれば、取引先への売掛債権があるため100万円全額を受け取ることができました。しかし今月資金ショートしてしまう可能性があったのです。銀行から融資を受けようにも、審査に時間がかかり今すぐ資金調達できません。

しかしファクタリングを利用することで、将来的に入ってくる売掛金をすぐに手にすることができました。これによりすぐに資金ショートを回避することができました。

これにより経営を立て直すことができ、さらには銀行融資を受けるまでの時間を稼ぐこともできました。

売掛債権を「モノ」と考えると分かりやすい

さらにもっと分かりやすく表現します。

あなたは売掛債権という「モノ」を持っています。2ヶ月後に100万円で売れる予定です。しかし今お金が必要になってしまいました。

そこで80万円なら買ってもいいよという人が現れました。今すぐ現金が欲しいあなたは80万円であなたの持ち物である売掛債権を売ることにしました。

これにより手元に80万円の現金を手にすることができたのです。

このように売掛債権を売ることで現金を調達することをファクタリングといいます。つまり売掛債権さえあれば、現金を調達することは可能なのです。逆に借金ではないため、売掛債権を持っていなければ、つまり売るものがなければファクタリングを利用することはできません。

参照 ファクタリングは借金ではないため返済がない

 

2種類のファクタリングが存在する その違いとは?

2種類のファクタリングが存在する その違いとは?

ファクタリングには2種類あります。「2社間ファクタリング」「3社間ファクタリング」です。どちらかの形態で契約することになるのですが、この2つの契約形態には明らかな違いがあります。

結論から言いますと、ほとんどの場合が「2社間ファクタリング」を利用します。その理由を説明したいと思います。

2社間ファクタリングの仕組み

まず2社間ファクタリングについて紹介していきます。

2社間ファクタリングの最大のメリットは「ファクタリングを利用したことが売掛先に分からない」という点です。そのため今後も、今まで通り仕事のやり取りを行なうことができます。

登場するのは「事業者」「ファクタリング会社」の2社になるため、2社間ファクタリングと表現されます。

 

事業者事業者

資金がショートしてしまっている。そうだ!この売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらおう。契約形態は「2社間ファクタリング」にしよう。

ファクタリング会社ファクタリング会社

分かりました。では2社間ファクタリングの契約を交わしましょう。

事業者事業者

取引先(売掛先)にファクタリングを利用したことを知られたくないからな。少し手数料が高くなるのは仕方ない。

ファクタリング会社ファクタリング会社

では手数料を引いた金額をそちらに入金させていただきます。取引先から売掛金が入ってきましたら、そのまま弊社口座に送金をお願いします。
—– 数ヶ月後 —–

 

事業者事業者

売掛先から売掛金が入ってきた。早速ファクタリング会社に送金しよう。

ファクタリング会社ファクタリング会社

確認しました。ご利用ありがとうございました。

 

これがいわゆる「2社間ファクタリングの基本的な流れ」です。

基本的に登場するのは事業者ファクタリング会社のみです。売掛金を支払うはずの取引先(売掛先)は表面上登場しません。

最も肝心なこととして事業者がファクタリングを利用したことは、取引先に知られることはありません。これが「2社間ファクタリングの基本的な流れ」の最大の利点です。

ただし3社間ファクタリングより手数料が高くなるというデメリットがあります。

メリット・売掛先にファクタリングを利用したことが知られないため、今まで通りの取引ができる。
・即日で資金調達することも可能。
デメリット・3社間に比べ手数料が高い。

3社間ファクタリングの仕組み

次に3社間ファクタリングについて紹介していきます。

3社間ファクタリングの最大のメリットは「手数料が安くなる」という点です。ただし取引先にファクタリングを利用したことが通知されてしまうため、今まで通り仕事のやり取りが今後行えるかどうか不安な面があります。

登場するのは「事業者」「ファクタリング会社」、そして「取引先」の3社になるため、3社間ファクタリングと表現されます。

 

事業者事業者

資金がショートしてしまっている。そうだ!この売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらおう。契約形態は「3社間ファクタリング」にしよう。

ファクタリング会社ファクタリング会社

分かりました。では3社間ファクタリングでよろしいですね。

事業者事業者

取引先(売掛先)にファクタリングを利用したことが知られてしまうが、手数料が低い方が都合が良いからな。売掛金を回収するのもファクタリング会社がやってくれるのは便利だ。

ファクタリング会社ファクタリング会社

では手数料を引いた金額をそちらに入金させていただきます。取引先へは弊社が売掛債権を持っているということを通知させていただきます。これにより取引先から売掛金は弊社に入ってくることになりますので、今後は何もしなくても大丈夫です。
—– 場面が変わり —–

 

ファクタリング会社ファクタリング会社

実は御社への売掛債権を弊社が保有しております。もともとの取引先様から譲渡いただきました。つきましては売掛金は弊社の方へ送金するようお願いします。

売掛先(取引先)取引先

そうなんですか。分かりました。では売掛金はそちらに送金するようにします。
—– 数ヶ月後 —–

 

売掛先(取引先)取引先

売掛金を送金させていただきました。

ファクタリング会社ファクタリング会社

確認しました。ありがとうございました。

 

これがいわゆる「3社間ファクタリングの基本的な流れ」です。

2社間ファクタリングでは事業者がファクタリングを利用したことを取引先に通知する必要はありませんでした。しかし3社間ファクタリングの場合は、ファクタリング会社より取引先へ通知されます。つまり事業者がファクタリングを利用したことを取引先が知ることとなるのです。事業者がファクタリングを利用したことを知った取引先はどのように思うのでしょうか?ファクタリングを利用したということは資金繰りが上手くいっていないということであり、資金繰りが上手くいっていない会社との取引を今まで通り継続させていく判断に至るのでしょうか?

これが3社間ファクタリングが敬遠される理由です。

参照 ファクタリングを利用したことを取引先に知られたら

 

ただし大きなメリットとしては、2社間ファクタリングに比べ手数料が安く抑えられることです。

メリット・2社間に比べ手数料が安い。
デメリット・売掛先にファクタリングを利用したことを知られるため、今後の取引に影響を及ぼす可能性がある。
・即日での資金調達は難しい。

2社間ファクタリングでの契約が90%以上の理由

社間ファクタリングでの契約が90%以上の理由

ファクタリング契約には「2社間ファクタリング」「3社間ファクタリング」の2つがあるという話をしてきました。

どちらにするのかはファクタリングを申し込む事業者が基本的には決めるのですが、その90%以上が「2社間ファクタリング」を選択します。

なぜなら取引先にファクタリングを利用したことを知られないためです。

ファクタリングを利用したことが取引先に知られたらどうなってしまうのか?

もし取引先がファクタリングを利用したことを知れば、どのようなことになるでしょうか?いくつか考えられる可能性を紹介したいと思います。

 

売掛先(取引先)取引先

ファクタリングを利用しているということは資金難だということ。つまり経営が上手くいっていない。
今後こちらからの注文に対して円滑に動いてくれなくなる可能性がある。他の業者を探そう・・・。

 

と思われてしまう可能性があります。その他としては、

 

売掛先(取引先)取引先

ファクタリングを利用しているということは資金難だということ。このまま取引を続けていて巻き添えを食らってはまずい。他の業者を探すとともに、他にも付き合いのある業者にも警告をしておいた方がよいかもしれない。

 

このような感じで、どんどん周囲に広まってしまう可能性が考えられるのです。これにより取引先を一気に失くしてしまう可能性も。取引先があるからこそ、仕事をしていけます。

このようなリスクを無くすためにも多くの人は「2社間ファクタリング」を利用し、取引先に知られないようファクタリングで資金調達を行なうのです。

取引先に資金ショートを知られるくらいなら初めから交渉してみるのも1つの手

あくまでも1つの考え方ですが、取引先に資金ショートを知られても問題ないということであれば、取引先と交渉しファクタリングを利用しないで資金問題を解決することも可能です。

 

事業者事業者

実は事業資金が不足していて、経営が厳しい。2ヶ月後に御社から入ってくる予定の売掛金を、すぐに入金してもらうことはできないだろうか?

売掛先(取引先)取引先

いやぁ、こちらの事情もあるためすぐに支払うのは難しいよ。

事業者事業者

では売掛金は100万円なのだが、すぐに入金してくれたら10万円減らして90万円にしようと思うのだが、それでも難しいだろうか?

売掛先(取引先)取引先

そういうことなら話は別だ。何とかしよう。

 

実はこの方法が一番良い方法かもしれません。ファクタリング会社を介す必要がないためです。ただしですが、あくまでも「取引先に資金ショートの事実を知られても良い場合。今後の取引に影響が出ない場合。」ですが。

直接交渉の5つのメリット

  • すぐに現金が手に入る(事業者)
  • ファクタリング業者を利用する必要がない(事業者)
  • 借金をする必要がない(事業者)
  • 売掛債権がなくなる(事業者)
  • 事業者に支払う金額が安くなる(取引先)

この方法が使えるのは、「事業者と取引先が切っても切り離せないような間柄」くらいなものです。たとえば親族であるとか、昔からの知り合いであるとか、互いに他に替えの効かない状態であるとかです。

しかし現実問題としてこの方法を使える人は限られてくるでしょう。そのため手数料を支払ってでもファクタリングを利用する人が後を絶たないのです。

ファクタリングは借金にはならない 貸借対照表・信用情報は無傷のまま

 

事業者事業者

ちなみにファクタリングとは借金になるのか?

ファクタリング会社ファクタリング会社

なりません。ファクタリング会社はお金を貸しているわけではありません。あくまでも事業者の持ち物を買い取っているだけです。借金とならないため信用情報に影響することもありませんし、貸借対照表に借金の記載が入ることもありません。

 

ファクタリングで資金調達しても借金とはなりません。そもそも事業者の持っている持ち物を売って現金を調達しているわけであり、お金を借りているわけではないためです。つまり貸借対照表には借金の記載はされませんし、信用情報に傷がつくこともありません。

そのため、金融機関から大きな融資を考えている事業者にとっては好都合でしょう。

注意!ファクタリングは事業者限定のサービスであり借金ではない

ファクタリングは事業者限定のサービスです。事業者とは会社経営者のことを指します。個人事業主も事業者に含まれます。

そのためお給料をもらって働いている人たちには対象外のサービスとなります。

勘違いをしている人が多い

なぜこのような話をするのかと言いますと、ファクタリングを「お金を借りるサービスであると勘違いをしている人が多いため」です。

まず冒頭からお話ししている通り、ファクタリングは売掛債権を売却することで資金調達する方法です。この「売掛債権」は事業者しか持っていないものです。そのため事業者以外は利用することができません。

次にそもそもファクタリングは借金ではありません。会社が持っているモノ、ここでは売掛債権を売ることで資金調達するのです。ですから「借りる」わけではなく「売る」ことを目的としたサービスなのです。

個人で利用できる給与ファクタリングがあるにはあるが・・・

個人でも利用できるファクタリングがあることはあります。それが「給与ファクタリング」です。

参照 給与ファクタリング

 

給与ファクタリングの内容を簡単に言うと、「会社からもらう給与の権利をファクタリング会社に売却する」というサービスです。

ただしファクタリング業界内でもグレーと言われているため、正直利用はおススメしません。

 

ファクタリングの仕組みを理解した上で利用しよう

最後にファクタリングの仕組みを簡潔におさらいします。まずファクタリングを利用する際の最低条件です。

最低条件

  • 事業者である。(法人・個人どちらも)
  • 売掛債権がある。
  • 売掛債権金額内での資金調達を希望している。

次にファクタリングには2種類あります。どちらかを選ぶこととなります。

2種類の契約形態

  • 2社間ファクタリング(手数料が10%~30%)
  • 3社間ファクタリング(手数料が5%~10%)

90%以上の事業者が「2社間ファクタリング」を選びます。手数料は高くなりますが、売掛先にファクタリングを利用して資金調達したことがわからないため、今後の取引に影響を与えないためです。

次にファクタリングのメリットです。

メリット

  • 借金にはならない
  • 売掛先に資金ショートの事実を知られない
  • 即日で資金調達可能

次にファクタリングのデメリットです。

デメリット

  • 手数料が高い
  • 事業者でないと利用できない
  • 売掛債権がないと利用できない
  • 売掛債権の金額内でしか資金調達ができない

あくまでもファクタリングは資金調達方法の1つです。他にも資金調達の方法は沢山あります。極論かもしれませんが、デメリットのない資金調達方法は存在しません。

参照 9つの資金調達方法

 

売掛債権を持っている状態であれば、そしてなるべく早く資金調達をしたいと考えているのであれば、利用してもよいかもしれません。

それぞれの資金調達方法のことをしっかりと理解した上で、ファクタリングが資金ショートを防ぐための有効な方法と判断できた場合においては、利用を検討してみるとよいでしょう。

まとめ

ファクタリングで資金調達とは?

ファクタリングとは、会社の保有する売掛債権を売却して資金調達することです。

ファクタリングには主に2種類あるというが

ファクタリングを利用する際には、「2社間ファクタリング」、もしくは「3社間ファクタリング」での契約となります。

90%以上の事業者が2社間ファクタリングを利用するとされるが

90%以上の事業者が、2社間ファクタリングでの契約を選択します。売掛先に通知が行かないためです。

取引先にファクタリングを利用したことは知られるか?

2社間ファクタリングであれば、取引先にファクタリングを利用したことは知られません。つまり資金面で不安があるということは知られません。

ファクタリングは借金にはならないとされるが

ファクタリングは売掛債権を売却して資金調達します。つまりお金を借りているわけではありません。そのため借金の扱いにはなりません。

ファクタリングを利用する条件は?

ファクタリングは「売掛債権を持っている事業者限定」のサービスです。「事業者」とは「法人経営者」ならびに「個人事業経営者」のことを指します。個人事業の取り扱いをしていないファクタリング会社も存在します。

おススメファクタリング会社

  1. えんナビ

    えんナビ
    総合評価4.5
    スピード4.5
    信頼性5.0

    【対象】:法人・個人事業
    【買い取り額】:30万円~5000万円
    【契約形態】:2社間・3社間
    【対応地域】:全国
    【資金調達】:最短即日
    【運営会社】:株式会社インターテック
    【URL】:https://ennavi.tokyo/

    管理人のレビュー

    大手のファクタリング会社ではありませんが、だからこその柔軟で丁寧な対応が大きなメリットです。ファクタリングで必要なのは「スピード感」「信頼関係」です。この2つを兼ね備えているといった点でランキングを1位にしました。

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  2. OLTA

    OLTA 完全オンライン決済
    総合評価4.0
    スピード4.0
    信頼性4.5

    【対象】:法人
    【買い取り額】:上限下限なし
    【契約形態】:2社間・3社間
    【対応地域】:全国
    【資金調達】:最短即日
    【運営会社】:OLTA株式会社
    【URL】:https://corp.olta.co.jp/

    管理人のレビュー

    従来のファクタリングシステムの一歩先を行くシステムであるクラウドファクタリングを採用しています。すべてオンライン上で完結することができるのが大きな魅力でしょう。 結果として資金調達までの時間も早く、手数料も低く設定されています。

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  3. 三共サービス

    三共サービス 老舗のファクタリング会社
    総合評価4.0
    スピード4.0
    信頼性4.0

    【対象】:法人
    【買い取り額】:30万円~500万円
    【契約形態】:2社間・3社間
    【対応地域】:全国
    【資金調達】:最短即日
    【運営会社】:株式会社三共サービス
    【URL】:https://sankyo-fs.jp/

    管理人のレビュー

    業界内でも老舗のファクタリング会社で安定したサービスを長年提供している安心感があります。手数料もトップクラスで低く設定されています。個人事業を扱っていないことが唯一の欠点です。

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