売掛金をすぐには受け取れないリスク 黒字倒産は47%超え

ファクタリングの継続利用者は注意が必要です。2つの大きなリスクがあるためです。

1つは、たとえば1つのファクタリング会社を何度も利用していると、突然利用の停止を求められるケースがあります。場合によっては別のファクタリング会社を紹介してくることがあるとされています。

もう1つは、そもそもファクタリングの手数料は高いため、いつかは資金繰りに行き詰ってしまう可能性が大きいためです。

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低い手数料のワナ ある金融関係者の話

低い手数料を設定しているファクタリング会社は、手数料が低いなりの理由があります。

以下は、ある金融関係者複数から聞いた話です。どちらも昔からよく金融の世界では聞く話ですが気を付けるべきことでもあります。

突然高い手数料を提示

はじめに低い手数料でお客を獲得します。その後、突然高い手数料にするのです。

はじめの段階では低い手数料で契約を行います。何度か付き合うことで、事業者側の考えが「あのファクタリング会社は手数料が低い。資金に困ったらすぐに資金調達できる。」という考えにさせます。

そして資金繰りが悪化し資金調達が必要となった時に、いつも利用しているファクタリング会社に声をかけます。

すると今まで低い手数料で債権を購入してくれていたファクタリング会社が、急に高い手数料を提示してくるのです。

 

ファクタリングの利用をおススメファクタリング会社

申し訳ありませんが、今までの低い手数料では弊社では債権を購入することができなくなってしまいました。10%ほど手数料を上乗せさせていただければ購入することは可能です。

ファクタリングを知らない事業者事業者

それは困る。今まで通りの手数料でお願いしたい。

ファクタリングの利用をおススメファクタリング会社

申し訳ありません。こちらも商売ですので。
無理なようでしたら他社をご利用くださっても結構です。

ファクタリングを知らない事業者事業者

(このファクタリング会社に購入してもらえると思っていて、他社のことは考えてなかった。他社に当たる時間もない・・・。)
わかった・・・。その条件を飲もう・・・。

 

これによりファクタリング会社としては、はじめは低い手数料で集客しあまり利益を出せていなかったかもしれませんが、手数料を高くすることで、まともな手数料を得ることができるわけです。

手数料の高い会社にお客を流す

はじめに低い手数料でお客を獲得し、その後、高い手数料にする、もしくは高い手数料の他社に流し手数料を得るといった方法を使うファクタリング会社があるそうです。

このような方法も金融業界ではよく聞く話です。

はじめの段階では低い手数料で契約を行います。何度か付き合うことで、事業者側の考えが「あのファクタリング会社であればいつでも債権を購入してくれる。」という考えにさせます。

そして資金繰りが悪化し資金調達が必要となった時に、いつも利用しているファクタリング会社に声をかけます。

すると今まで快く債権を購入してくれていたファクタリング会社が、急に態度を変えるのです。

「もし契約をするなら今より手数料は高くなる」とか「他の会社を紹介する」とか。

すでに資金繰りが悪化しており、ファクタリングでの資金調達しか頭になかったため、他の資金調達を利用する時間が残されていません。

そのため止む無く高い手数料で契約をせざるを得なくなるということです。

 

ファクタリングの利用をおススメファクタリング会社

申し訳ありませんが、今までの低い手数料では弊社では債権を購入することができなくなってしまいました。弊社では御社の債権購入をすることはできませんが、他社を紹介することは可能です。

継続利用希望の事業者事業者

時間がないからどこでもよい。紹介してくれ。

他のファクタリング会社他のファクタリング会社

話は聞いてるよ。債権購入しよう。手数料はこのくらいになる。

手数料の高さに驚く事業者

え!?こんな数字見たことないです。高すぎます。

他に当たらせる他のファクタリング会社

そうか、じゃぁ仕方ないな。他を当たってくれ。

しぶしぶ条件をのむ事業者

(他社に当たる時間はない・・・。)
わかった・・・。その条件を飲みます・・・。

 

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デッドラインを知られる怖さがある

デッドライン、つまり資金が必要な期限をファクタリング会社に知られることで、不都合が生じる可能性があります。

先ほどお話しした「突然高い手数料を提示」「手数料の高い会社にお客を流す」に関してですが、この方法をファクタリング会社が成功させ事業者から高い手数料を取るためには、事業者のデッドラインを知ることが重要となってきます。

つまり「この事業者は今までの付き合いの中から察するに、毎月月末までには資金調達しなければならない」といった、資金調達のデッドライン(期限)を知る必要があるのです。

そして契約日をあえてデッドラインギリギリに設定することで、他社を選ばせないようにするのです。

参照 相見積もりするときにはデッドラインを教えない

 

複数回契約しているから安心してしまっている

デッドライン直前で資金調達をするということは普通はない話です。

ところが、複数回契約をしていると、「あのファクタリング会社なら安心だ」という思いとなってしまうのです。

そのため、契約日がデッドライン直前だとしても疑いもせず、いつも通りに資金調達できると考えてしまうわけです。

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ファクタリング会社なりの事情もある

ここまではファクタリング会社が悪者のような表現でお話ししてきました。

このような話もあるということであり、ファクタリングを利用するのであれば知っておいてもらいたいと思ったのです。もちろんすべてのファクタリング会社がこのような営業スタイルを取っているわけではないと思いますが、可能性として、そして聞いた話の中ではあるとのことです。

ただこのような状況にならないように、日頃から資金繰り管理を行う、他の資金調達方法も検討する、デッドライン直前の契約は避けるといった対処法があることも事実です。資金調達をファクタリングだけに頼る、もしくは1つの方法だけに頼るのは危険であるということです。

そしてここからは、ファクタリング会社が「手数料を高くせざるを得ない」、もしくは「他社に紹介せざるを得ない」状況に置かれることがあるということをお話ししていきたいと思います。これはファクタリングを複数回利用する事業者に非常に関係する話です。

ファクタリングを複数回利用する事業者=危険

ファクタリングを利用する事業者の多くが以下のような傾向があります。

  • すぐに資金調達しなければならない。
  • 他の資金調達を利用できない、もしくは断られた。
  • すでに資金繰りが悪化し、資金ショートしている、もしくはしそう。

つまりファクタリングで資金調達できなければ、会社が倒産してしまう可能性があるということです。

もしそのような事業者が、何度もファクタリングの申し込みをしてきたら、ファクタリング会社はどのように考えるでしょうか?

 

ファクタリング会社の考えファクタリング会社

この事業者は弊社のサービスを繰り返し利用している。何度もファクタリングを利用するということは、何度も資金繰りが悪化している状況であるということ。書類を見てもそれは明らか。
つまり資金繰りが改善できない状況であり、倒産の可能性が高いということ。
債権を購入した後に倒産されてしまったら、債権を購入した金額分、損を出してしまう・・・。危険だ・・・。

 

このように考えるのが自然でしょう。

なのでファクタリング会社としては、1つの会社と何度も付き合いを続けるのを危険と判断することがあります。

そのため、何度もファクタリングを利用する事業者に対しては、ファクタリング会社としてもリスクが高くなるため手数料を高くしたり、他の会社に流したりするのです。

※ここまで説明した内容は冒頭でもお話しした通り、ある金融関係者複数から聞いた話です。そして当サイトの見解も入っています。結論として、ファクタリングは優秀な資金調達方法ではありますが、手数料が高く、使い続けることはおススメできません。ファクタリングだけに頼らず、資金繰りを改善さえると共に、金利や手数料の低い他の資金調達方法を検討していくようにしたほうが良いでしょう。

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低い手数料で集客し最終的には本来の手数料を取る

低い手数料で集客を行い、最終的には本来の手数料、もしくはさらに高い手数料を提示するケースはあります。

ここまでも同じような話をしてきましたが、少し違った角度からお話ししたいと思います。

低い手数料は集客効果がある

ファクタリングでは手数料は大きな要素です。低く見せれば見せるほど、集客効果はあります。

ファクタリング会社にとって重要なのは「資金調達をしたいと思っている事業者の情報を集めること」です。つまりリストです。

リストがあれば、営業をかけることができます。

そしてはじめは低い手数料で集客しておき、最終的には高い手数料を提示するか、やはり手数料の高い他社に送客します。他社に送客すれば当然紹介料を受け取ることができます。

これはファクタリング利用者の特徴を逆手に取った方法です。たとえば以下のような流れとなります。

  • すぐに資金調達をしたい
  • 手数料の低いファクタリング会社を利用する
  • 何度か利用し、声をかければすぐに現金を用意してもらえる状態となる
  • 再び現金が必要となった時、いつも通りギリギリでファクタリング会社に申し込む
  • 突然利用を断られる
  • 時間がなく他のファクタリング会社に話を持ち込む余裕はない
  • 他のファクタリング会社を紹介される
  • 時間がないため紹介されたファクタリング会社に申し込む
  • 相場より高い手数料を提示されるが断れる状況ではない
  • 結果、手数料が高いが契約

このような感じが一連の流れとなります。

どのファクタリング会社がこのようなスキームを取り入れているかはわかりませんが、全然あり得る話だと思われます。あり得る話であれば起こりえる、または実際に起こっていることでしょう。

ではこれは問題であるかというと、グレーではないかと判断します。そもそもファクタリングの手数料はファクタリング会社が自由に決めます。手数料をお客によって変えることはよくある話です。

さらに契約するかしないかの決定権は事業者自身にあります。ファクタリングに拘らず、他の資金調達方法を早めに検討して利用するという方法も選べたわけです。

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複数回利用者は危険と思われる

ファクタリングを複数回利用する事業者は、ファクタリング会社からしてみると危険と判断される可能性があります。

ファクタリングでの資金調達をどのように利用しているかにもよるのですが、ファクタリングを利用する多くの事業者は資金ショートを起こしている状態で申し込みをしてきます。

そして他の金融機関から融資を断られている状況であったり、税金を滞納している状況であったり、つまりは残る資金調達方法はファクタリングしか残されていない状況で申し込みをしてくるケースも少なくないとのことです。

そこでファクタリング会社の立場に立って考えてみてください。資金ショートをしている事業者がファクタリングで資金調達し資金繰り改善したとします。しかし数ヶ月後、再び同じ事業者から資金ショートが理由で申し込みがあったとします。さらに数ヶ月後、再び申し込みがあったとします。

ファクタリング会社として申し込みのたびに手数料を得られるので儲かる反面、いつか倒産してしまう恐れがあると考えるのです。健全な経営を行っていれば、何度も繰り返し資金ショートを起こすものではありません。何度も資金ショートしているということは、経営自体に問題があると推測できます。それにもかかわらず何度も資金ショートをしているということは、経営改善に上手くいっていないか問題点を把握していないということです。

そのような事業者にファクタリング会社としても何度も付き合うことはできません。

償還請求権のない契約なのでリスクが高い

ファクタリング契約の多くは償還請求権ナシ、つまりノンリコース契約となります。

事業者から債権を買い取った時点で、手数料を引いた金額を事業者に渡します。事業者は取引先から売掛金が入金されたらファクタリング会社にお金を送ります。この時点ではじめてファクタリング会社の利益が確定します。

しかしその前に、事業者が倒産してしまったとします。すると契約上は償還請求権ナシでの契約であったため、事業者はファクタリング会社に対して責任を負う必要はないのです。つまりお金を戻す必要はないのです。これが償還請求権ナシの契約ということです。

参照 償還請求権の有無が重要

 

よって頻繁に資金繰りが悪化している事業者と契約を結ぶのは、ファクタリング会社にとっては危険な行為であると言わざるを得ないのです。

利用回数は3回が目安

これはあるファクタリング会社のスタッフの話です。同じ事業者と付き合うのは3回が目安といっていました。

ファクタリングを申し込む理由にもよるとのことですが、短い期間に何度も資金ショートを起こす事業者は、近い将来にはお金を持っていなくなってしまう可能性があるとのことです。そしてそのような経験があるとのことです。手数料商売のファクタリング会社にとって、渡したお金を丸々持っていかれてしまうことは、ファクタリング会社の経営のピンチにもつながります。

そのため3回ほど取引を行ったあたりで、この先の取引を継続的に行ってよいものかどうかを判断するとのことでした。

事業者もファクタリング会社を選びますが、ファクタリング会社としても事業者を選ぶということです。