ここでは、売掛債権の買取上限金額が「3億円まで」または「それ以上」のファクタリング会社を紹介しています。

「売掛債権1件当たりの上限金額が3億円まで」と「複数の売掛債権の合計の上限金額が3億円まで」を一緒に紹介しています。

参照 請求書を売却し現金化!

 

3億円規模の債権を扱うファクタリング会社は非常に少ない

多くのファクタリング会社は、売掛債権の買取金額の上限を最大でも1億円ほどに設定しています。それ以上の金額の債権を取り扱うファクタリング会社は民間では非常に少ないです。

このくらいの規模になると、銀行、もしくは銀行系列のファクタリング会社を利用したほうがよいでしょう。

民間のファクタリング会社が取り扱えない理由

民間のファクタリング会社では、あまりにも大きな金額の債権は取り扱うことができません。正確に言うと扱えないのです。理由はあまりにもリスクが高いためです。

ファクタリングはサービスの性質上、初めに事業者に対しお金を渡します。その段階ではファクタリング会社にとってはマイナスなのです。事業者からお金が戻ってきてはじめて利益を確定することができます。

もし万が一、買い取った売掛債権が不良債権化してしまったら、初めに出した金額分損をしてしまうということになります。はじめに出した金額が3億円だとしたら3億円のマイナスとなってしまうのです。

たった一度の不良債権化で3億円の損失を出してしまうのです。これはあまりにもリスクが高い行為であり、よほどのことがない限り取り扱おうとは考えないのです。

3社間の診療報酬案件なら対応する可能性も

多くの民間のファクタリング会社は、あまりにも大きな金額の債権の購入は遠慮しがちです。しかし「3社間契約で債権内容が診療報酬案件」であれば話は変わってきます。

診療報酬ということは国民健康保険や全国健康保険協会から入ってくることとなります。つまりよほどのことがない限り潰れないのです。ファクタリング会社からしてみると、どんなに大きな金額であってもリスク面から考えるとかなり低いのです。

そのため診療報酬であればかなり大きな金額であっても、ファクタリング会社に資金がある限りは取り扱う可能性はあります。

診療報酬案件では即日は不可能

診療報酬案件である場合、そして債権金額が大きい場合には、債権を即日で現金化するのは難しいでしょう。

もしファクタリングを利用するのであれば、銀行系でも民間においてもですが、ある程度時間に余裕をもった方がよいでしょう。

参照 即日対応しているファクタリング会社一覧