ファクタリングの手数料が高すぎる 2社間ファクタリングは似非ファクタリングだというが
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ファクタリングの手数料が高すぎるという内容の、ネットの書き込みを目にしました。そして2社間ファクタリングは似非ファクタリングであるとも言われていました。

2者間ファクタリングを「似非」と言っているわけです。その結論に至るまでに以下のような流れがあったそうです。

  • 資金調達をしようと売掛債権を資金化しようとした。
  • ファクタリング会社を利用しようとしたが、手数料が異常に高かった。
  • 貸金業者の方が全然安かった。
  • ファクタリング会社は世の中を騙している。よって似非である。

これに対して、当サイトからの客観的な意見を述べていきたいと思います。

ファクタリングの手数料が高すぎるのなら利用しなければ良い

まずそもそもの話なのですが、手数料が高いのであれば初めからファクタリングを利用しなければよいだけの話です。

ファクタリングを利用するのかしないのかを決めるのは、事業者本人です。ファクタリング会社が強制的に利用させるわけではありません。

他の物を買うときにはどうなのか?

たとえば、車が欲しかったとします。値段は高いものから安いものまでピンキリです。

「これは買えないなぁ。あ、こっちなら買えるな。こっちにしよう。」

このような感じで車を購入することでしょう。

その時に

「これは買えないなぁ。高すぎる!違法だ!安くしろ!」

と言いますか?言ったところで安くなりませんよね?

このようなことと同じことなのです。なのでファクタリングの手数料が高いと思うのであれば、初めから利用することはないと思うのです。それは利用者の自由ですからね。

それでも資金調達する必要があるのなら、他で資金調達すればよいだけの話です。

ちなみにファクタリングの手数料が高い理由を「こちら」で紹介しています。

参照 ファクタリングの手数料を下げる2つのコツ

 

他で資金調達できれば・・・の話ですが・・・

実はファクタリングを利用する人の中には、資金調達の最後の砦として利用する事業者がいます。

「貸金業者の方が全然安かった」

とありますが、そうであれば貸金業者を利用すればよいと思います。でもなぜ利用しないのでしょうか?利用しないのではなく、利用できないということかもしれません。

世の中には多くの資金調達方法があります。しかしそれは誰もが利用できるわけではありません。

資金調達するときに必要となるのは「返済能力」「信用」です。この2つが絶対に必要となってきます。逆に言うと資金調達できなかった事業者はこれらが不足している可能性があるのです。

 

ファクタリングにしか頼れない状況事業者

資金調達したくてどこに声をかけても断られてしまう。それでもどうしても資金調達をしたい。残るのはファクタリングだけ。ファクタリングなら担保も保証人も必要ない。

 

このような感じでファクタリングを資金調達の最後の砦として活用する事業者もいるのです。

 

ファクタリングの手数料は高い事業者

ファクタリングの手数料は高い。ビジネスローンの方が金利が低いぞ。もっと手数料を低くしろ!

ビジネスローンを利用すればよいのではないでしょうか?ファクタリング会社

ではビジネスローンを利用すればよいのではないでしょうか?

ファクタリングの手数料が高すぎる事業者

契約できないからファクタリングを利用しようと考えている!安くしろ!

ファクタリングの利用をおススメファクタリング会社

申し訳ありませんが、ご希望には添いかねます。またファクタリングは事業者とファクタリング会社の信頼関係が重要となります。
申し訳ありませんが、お客様とは契約は難しいです。

 

ファクタリングの手数料は高くお客を騙しているという話

「ファクタリングの手数料は高く、お客を騙している」という表現がありましたが、どういったことがあってそのような考えに至ったのでしょうか?

確かにファクタリング絡みの事件は起こっています。

参照 給料ファクタリング、全国2例目の摘発 容疑の7人逮捕(外部サイト)

 

しかしまっとうな営業を行っているファクタリング会社が多いです。もしお客を騙して契約したとしたら詐欺罪に問われることでしょう。
※事件となったファクタリング会社は一応存在します。

契約前に説明をしているはず

まず多くのファクタリング会社は、公式サイトでサービス内容を説明しています。手数料も掲載していることもあります。

少なくても、契約する前に事前説明をします。100歩譲って説明をしなかったとしても、契約の段階で契約書にサインをするわけです。その段階で契約書の内容を確認すればよいだけの話です。もし分からないことがあったとしたら、その場で質問をすればよいだけの話です。

契約書にサインをするということは、事業者もファクタリング会社も納得の上でのサインです。そのため騙されているという表現はおかしいです。

また、ファクタリング会社が騙しているとするならば、業界内で多くの裁判が起こっていることでしょう。ファクタリング関係の裁判は確かに起こっていますが、そのほとんどは給料ファクタリングについてです。そしてあまりにも訴訟が多いということであれば、さすがに国も動くことでしょう。しかし現状はそのようなことにはなっていません。

ファクタリングを利用するのは自由に決められる

ファクタリングを利用するのは事業者自身が決めることでです。強制されるものではありません。

ファクタリングが気に入らないのであれば利用しなければよいだけの話です。強制的に契約させられるわけでもありません。

そもそもですが、ファクタリング自体に問題があるのなら、そのように法整備がされます。

しかし現状はファクタリングで助けられている事業者も多くいます。もちろん誰しも、手数料や金利が安い方がよいと思っているに決まっています。

しかし現実問題として、ファクタリング以外の資金調達を利用できない事業者もいるのです。

そういった事業者はどうすればよいのでしょうか?

またファクタリングで一時的に資金調達を行ない、会社を立て直し、銀行からの融資を取り付ける事業者もいます。

闇雲にファクタリングを利用するのはまずいと思いますが、計画的に利用すれば大きな効果を発揮すると思いますよ。