当サイトがある程度形になったところで、初めてプレスリリースを流しました。
今回はプレスリリースでは有名な「PRtimes」を利用したわけですが、その結果、多くの営業電話を受けることとなりました。
初めてのプレスリリース
弊社では数多くのサイトを運営していますが、その中でも今回作成した当サイトは扱っている分野の知名度が低いということもあり、なるべく多くの人に知ってもらいたいという思いから、初めてプレスリリースを利用してみることにしました。
プレスリリースを知らない人のために簡単に説明すると、「このようなサービスや商品を新たに展開するよ、という情報を、プレスリリースのまとめサイトに登録することで、そのサイトに登録してあるメディアに一斉にその情報が通達される」といった仕組みです。
多くのメディアは日々「ネタ」を探している状態ですので、上手くすると記事として取り上げてもらえ、その結果、多くの人に当サイトのことを知ってもらえるようになるのです。
今回の場合は約300のメディアに対してプレスリリースを出しました。結果として取り上げてくれた媒体は約10サイトほど。一時的なアクセスアップはありましたが、継続することはありませんでした。
当サイトがもっと画期的なものであれば、多くの媒体に取り上げられたのかもしれません。なかなか難しいものです。
営業の電話が頻繁に来るようになった
一時的なアクセスアップがあったのと同時に、多くの営業電話を受けることとなりました。
そのほとんどが「新聞社」です。
もしそれが「あなたのサイトについて記事にしてよいですか?」であれば、快く受けたのかもしれませんが、すべてが「弊社の新聞に広告掲載しませんか?」といった内容でした。
特に多かった話は「明日の広告の一部で急に空きが出てしまいました。いつもは〇〇万円なのですが、安くさせていただきますので、掲載してくれませんか?」といった内容です。
非常に巧みなトークで、というよりマシンガントークでいろいろ語ってきます。その結果「すみません、興味がないです。」といった瞬間に「あ、そうですか。ガチャ。」といった感じで切られます。ものすごいオンオフです。
そのような営業が数多くあったのですが、「新聞広告を出すとどのような効果があるのだろう?」という興味から、1社の話だけ受けることにしました。
ちなみにですが、「急に広告に空きが出ることなんてあるのか?」という疑問が後から浮かびました。さらに「広告に空きが出るのは私には関係のない話だし、その広告欄に空きを作りたくないというのであれば、無料で掲載しますで良いのでは?」と思いました。
効果は・・・ほとんどなかった
結論を言ってしまうと、新聞広告の効果はほとんどありませんでした。
当サイトにはアクセス解析を設置しており、どのくらいの人数が訪問してきているのかを知ることができます。
注目してアクセス解析を見ていたのですが、ほとんどアクセスは増えませんでした。
原因はさまざまだとは思うのですが、少なくとも当サイトと新聞広告の相性は良くないということがわかりました。
もし新聞広告を出すなら発行部数が膨大な媒体を選んだ方がよいかも
もし今後、新聞広告を出すとしたら「圧倒的な発行部数を誇る新聞」を選びたいと思います。それであれば、それなりのアクセスは見込まると考えられるためです。
ただその場合、掲載料がかなり莫大になる気がしますが・・・。
いずれにせよ、一度は新聞広告を出してみたいと思っていたため、良い経験となりました。そしてプレスリリースは多くの新聞社の人が閲覧しており、ネタを探し回っているということがわかりました。
プレスリリースは出すのにお金がかかります。「お金をかけてまで広告を出しているのだから新聞広告にも出すのでは?」と新聞社の人間が思うのも不思議ではありませんね。