ファクタリングにおける「個人」には、「個人事業主」と「一般サラリーマン」の2つに分類されているように感じられます。
あくまでも推測の範囲ですが、「個人事業主」と「一般サラリーマン」はどちらもお金を必要としたとき、「ファクタリング 個人」と検索しているようなのです。
まずお話ししておきたいこととして、ファクタリングは事業者(経営者)限定のサービスです。そのため「一般サラリーマン」は利用することができません。
また個人事業主だったとしても、最近は増えてきましたが、それでも契約してくれるファクタリング会社はあまり多くはありません。基本的には「法人の経営者のためのサービス」と考えておいた方がよいでしょう。
サラリーマンは利用できないし借金でもない
ファクタリングは一般サラリーマンは利用することができません。
一般サラリーマンとは「自分で会社を経営していない人たち」のことです。
「自分で会社を経営している、いわゆる社長のみ」が利用できるサービスであると考えてください。
またファクタリングは資金調達の方法なのですが、借金ではありません。売掛債権を売却するサービスです。
一般サラリーマンが売掛債権を持っていますか?持っていませんよね。なので利用できないのです。
ややこしい表現をしているサイトが多い
年々、ファクタリングの知名度が上がるとともに、ファクタリングに関連する情報サイトが増えてきています。
その中には、正確な情報を提供しているサイトがある一方、そうではないサイトもあります。
なぜ正確な情報を提供できないのに、情報サイトを運営しているのかというと、単純に広告費目的です。
ファクタリングに関する特定のキーワードでサイトを構築し、検索順位を上げ、ユーザーを自分のサイトに誘導することが目的です。
そのため極端な話ですが、サイトに掲載されている情報の信ぴょう性がどうであれ、狙ったキーワードで上位表示さえでき、ユーザーを自分のサイトに誘導することさえできれば問題ないのです。
なぜ勘違いが発生するのか?
「ファクタリング 個人」や、それに似たキーワードで検索する人は少なからずいます。
その中には「個人事業主」の人もいますし、「一般サラリーマン」の人もいます。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか?
あくまでも推測ですが、以下のような状況の人たちが「ファクタリング 個人」と検索しているのではないでしょうか?
- 個人事業主の中には個人事業のことを「個人」と呼ぶ人がいる
- ファクタリングは基本的には事業者が利用するサービスというのを理解はしているが、個人でも利用できるかもしれないと考えている人がいる
- ファクタリングの知名度が上がり「ファクタリングってお金を調達できるところ」と勘違いをしている
確かに上記した3つの状況下にある人であれば「ファクタリング 個人」と検索するかもしれません。
ファクタリングはBtoBが基本
あらためて説明しておきますが、ファクタリングはBtoBが基本です。
つまり「一般サラリーマン」は利用することができません。ただし、ファクタリング関連のキーワードでインターネット検索すると、「サラリーマンでも利用できるファクタリングの存在」を紹介しているサイトがあります。
「給与ファクタリング・給料ファクタリング」と呼ばれるものです。
当サイト内では繰り返しお話ししていますが、このサービスの利用はおススメできません。元来のファクタリングのサービスとは異なっており、ファクタリング業界の中でもグレー、もしくはブラックと考えるファクタリング会社が多く存在するためです。
予想ではありますが、将来的に大きな社会問題に発展する可能性があると考えています。